NPOで「街が元気だネット」へのお誘い
話題のベストセラー「13歳のハローワーク」で、「このまま
NPOを消滅させるわけにはいかない。」と村上龍は語ります。
従来の公共団体では対応できない問題が増えている。政府、自治体の財政は最悪で、これまでのサービスを続けることもむずかしい。日本の
NPOの現実が悲観的で、今後、人材が育つ保証がないにしても、NPO以外に対応できる組織はない。「このままNPOを消滅させるわけにはいかない。」
13歳になる娘が20歳になる頃には、宮崎にも「
NPOという職業選択」があってほしい。そう願って、「NPOを仕事にしよう」プロジェクトのスタート。
今までの制度や仕組みでは解決できない問題を、自分たちの力で解決しようとしている
NPOやコミュニティビジネス。そこには、「地縁」「血縁」という旧来の閉じたコミュニティではなく、参加や離脱が容易な「テーマ型」のコミュニティがあります。
そして、この流れを加速しているのがインターネットです。インターネットは、企業や消費者や市民を、時間や国境の制約を乗り越えて、効率的に「つなげる」力を持っています。

私たちは、
NPO支援サイト「街が元気だネット」(*1)により、地域の問題を、自分たちで解決しようとする人を、相互支援するネットコミュニティを宮崎に誕生させ、地域に根付かせようとしています。それが、住民に身近なところでの問題解決、ネットを通した新しい仲間づくり・資金づくり、さらに、ボランティア団体の結成やNPO法人の設立につながり、最終的には、地域の活性化、雇用の拡大に波及することを期待しています。
(*1)
福岡市のNPO法人「元気だねっと」と名前は似てしまいましたが偶然です。
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