街が元気だネット!
  NPOレポート
 

NPOで働く人々シリーズA

 

行きたいところで「出会い」があった!


 

 

小牧しおりさんは、カンボジアに行きたいと思った。
大学4年生の時、宮崎公立大のホームページを見て、 ODA民間モニターに応募した。

 国際関係のゼミにいて、何度も東南アジアに旅をした。
海外に行ける仕事を探していた。 テロの影響で、完全に逆風だった。

カンボジアに行って、ODAの現場を見たくなった。 もうひとり、宮崎県から参加した人がいた。 帰国してから、連絡があった。

 NPO法人アジア砒素ネットワークが 求人していることを教えてくれた。

 その団体の写真展を見たことがあった。 その日、パンフレットを持って帰った。

履歴書を持って行った日は、たまたま 会報の発送作業の日だった。 夕方から手伝って、夜の10時頃終わった。

 会報のバックナンバーをもらって、 面接の勉強をした。合格した。

 11月末で、事務局の人がやめるので、 とりあえず、12月から、バイトで入った。

4月に、新卒で、NPOに就職した。

 ゼミの後輩に、NPOへの就職希望者は多い。 どうして就職できたのか聞かれると、 「出会いがあったから」と答える。
                             

大学には、ODAの情報を トップページで紹介してくれた先生がいた。
 
 求人を紹介してくれた人とは、 NGOネットワークでの交流が続いている。

何より、アジア砒素ネットワークに就職して、 すばらしい人たちに出会えたことが嬉しい。

 初めは、知らないことばかりだった。 毎年、バングラデシュの現地事務所に行った。

今では、現地人のスタッフが中心になって、
砒素汚染のない水の確保が、少しづつ進んでいる。

 


 小牧しおりさんは、それを日本で支援する活動の マネジメントが大切だと思っている。

 ろうきんのNPO自動寄付システムは、 1回百円から、毎月、ボーナスのみ、 毎月とボーナス、年1回のみの
4とおりの寄付が、自動振替でできる。

 ろうきんNPO自動寄付システムで、 アジア砒素ネットワークの活動参加を 呼びかけるパンフレットをつくった。
  http://www.machi-gennki.net/report/kifu.htm

 パンフを持って労働組合を回った。 ろうきん内でも、案外、知らない人が多かった。

 アジア砒素ネットワークには、県外の会員が多い。 もっと、宮崎の人も、支援に参加してほしいと思う。

 宮崎県内から、14団体がNPO自動寄付システムに 参加している。これは、福岡県の2倍の数になる。

 まだ、九州各県とも、参加しているけど システムを活用していない団体が多いという。

 日本には寄付の文化がないという人もいるが、 日本のNPOには、寄付を集めていない団体が多い というデータもある。
 
 このままでは、せっかくのNPO自動寄付システムが なくならないか、小牧さんは心配している。

 宮崎のNPOのネットワークをつくろう という動きがいくつかあるが、組織をつくるだけではなく、 寄付に参加しやすいシステムをみんなでPRすることも 大切だと思い始めている。

 

      NPO法人アジア砒素ネットワーク

      http://www.asia-arsenic.jp/                       

 

 

    小牧しおりさん

AANの事務所
*本部事務所
〒880-0014 宮崎市鶴島2丁目9-6 みやざきNPOハウス208号
TEL : (0985)20-2201 FAX : (0985)20-2286
E-mail : aanm2201@miyazaki-catv.ne.jp



 
   
 
 
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