過疎地の活性化には、地元の人たちだけの努力では先々同じ問題が起きてしまいます。他の町に住んでいる人や都会からの移住者を積極的に受け入れ、地域に馴染んでもらい定住してもらうということも重要。子供達に田舎体験をしてもらい、自然環境に触れてもらうのも大切な活動。民泊受け入れや農村体験ツアー、自然を感じられる「食」を考える会など、これからも町の活性化に繋がる事を積極的に行っていきたいですね。こういう地域には「馬鹿みたいに」一生懸命になる人も必要なんだと思いますよ。何事も楽しみながらやることが続けていく秘訣です!と、活動の様子を話してくれました。
【正応寺ごんだの会の主な活動内容】
正応寺地区住民の目標
1)自分たちで考え、自分たちでできる事は自分たちでやる。
2)1歩、2歩、先を考えた先取り行動をする。
3)公民館員全員が地域活動に参加する。
※田園空間整備事業で整備された集落農道など、地区内の道路を全員で清掃します。
※集落農道や地区の景勝地に桜を植樹する計画で育てています。
※河川の清掃、標識の設置なども行っています。
田園空間博物館都城地区
●平成12年度田園空間博物館都城地区に認定
従来の建物の博物館ではなく、美しい田園風景や伝統芸能、歴史的価値の高い農業施設、史跡などを展示物とする「屋根のない博物館」。
●平成12年田園空間整備事業都城地区で採択
石積み水路の復元、散策道路の整備、親水公園の整備、景観保全などを実施する事業。
・正応寺……集落農道と駐車場の整備。農業伝承の家復元・展望台整備など。
ワークショップ
自分たちが住んでいる地域を知り、地域の活性化をみんなで考え、みんなで行動する。作業場がワークショップ。
●地域を知ろう!
1)地域の環境点検
自分たちの住んでいる地域のいいところ、悪いところを点検。
2)環境点検マップ作成
地域環境点検結果をもとに環境点検マップを作成する。
●地域の事を語ろう
1)環境点検マップで地域整備機構想案の作成
地域の夢を語り合い、地域整備構想案を作成。
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ワークショップの夢が実現へ!
●地域の夢が…
1)やっさごんだ(安久の柿)の見える風景復元
2)農家伝承の家の復元
3)六ヶ村城展望台取付道路の整備
4)六ヶ村城展望台トイレの設置
●現実へ!
県営田園空間整備事業
田園空間博物館都城地区で採択
夢実現のための地域の取り決め
整備された施設は地域住民が責任を持って維持し管理し、有効活用する。
【これからの正応寺】
NPO法人の部門
●総務部…会計、庶務、広報、IT
●まちづくり部…高齢者・子供支援、地産地消物産品開発販売
●集落営農部…受託事業、農業体験、荒廃地対策、柿植栽、永年農業
●企画部…イベント企画、サテライト支援
●グリーンツーリズム…宿泊
●田園博物館部…サテライト施設の運営・管理
※「ごんだ柿」を利用した、柿のある風景写真コンテストや各イベントも計画中。
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