*このレポートは、「メディアミックスによるNPO・ボランティア広報事業」(宮崎県社会福祉協議会委託事業) の一部です。
【お話】代表取締役 山崎正彦さん
企業の社会貢献

山崎株式会社

【山崎株式会社の社会貢献活動】
 山崎株式会社は、昭和28年9月に山崎製紙株式会社の総販売元として創業しました。 昭和45年には、(株)山崎紙源センターを開設し、時代に先駆けて資源の3R(Recycle、Ruse、Reduce)を手がけてきています。リサイクルを事業化しようというところから始まっています。 
 活動は、まず、お客さまにリサイクルを気づいてもらうことから始めました。また、循環型社会のために、木の植栽なども行ってきました。
 地球環境の保全と保護に取り組み、平成15年に環境マネジメントシステムISO14001(地球環境に悪い影響を与えないような業務方法を実行し、また、そのような経済社会への参画を促す方策)を認証取得しました。
 社内で制定した環境方針に測り、紙・文具、事務用品、事務機器、包装資材の販売事業を通して、地球環境の保全と環境共生型社会の実現に貢献できる企業を自覚し、事業推進をしています。

 
 
 
 
 現在まで、社会福祉協議会を通して車椅子の寄贈を障害者団体に行ったり、創立記念パーティを開催せず社会福祉事業へ1000万円の寄付を致しました。社会貢献はひっそりと行うものと 思っておりましたし、今でも協働と大きな声で言うつもりはありません。
 協働の実績の一例として、弊社がCOOPさんを通じて牛乳パックを回収します。紙のリサイクルの事業では、牛乳パックは繊維が強く、リサイクルに有効です。
 牛乳パックの回収は知的障害者の作業所「はにわの会・仲間の家」とCOOPと大分製紙と山崎が就労支援の一環として協働で始めたものです。当時はどのお店もパックやトレーを回収していませんでした。
 いまではCOOPだけでなく銀行やスーパー・コンビニ等に協力していただいています。現在社会福祉法人げんきの仲間達が回収した牛乳パックを大分製紙が回収する仕組みになっています。思えばこの取り組みが、今で言う「協働」、というものでしょうか。
 回収された牛乳パックを「はにわの会」「仲間の会」の知的障害児のみなさんがきれいに洗います。それを大分製紙さんに運んで、これらをトイレットペーパーに再び商品化します。
 この事業は、お互いの連携・協力があってできたものです。
 またH17年9月の台風14号の際の廃棄物処理や後かたづけなど地元の企業として復旧作業 に寝食惜しんで取り組みました。そのような経験から社会貢献担当者を2名配置しております。
 このような目に見えるリサイクルは参加動機を高め、その愛着が紙の多様性を広げてくれます。 見えるリサイクルで、「企業も一緒にやりましょう!」とその循環システムを作ってきました。

 紙はもともと文化のバロメーターといわれますが、リサイクルしやすく、紙からパルプ、パルプから紙へと5回くらいリサイクルが可能なのです。
 トレイTO トレイということで、ごみ減量の促進に向けて、トレイ分別回収と再利用をすすめています。また宮崎市や宮崎銀行の古紙を回収して、西都市山崎製紙ではトイレットペーパーを作って、それをまた再使用してもらっています。紙のリサイクルについては扱いやすいのが特徴です。日本では回収率も高く、ゴミの分別が根付いていることも、このような事業を進めるうえでのメリットです。
 最近では、一般生ゴミを肥料化する機械を導入し、春の巨人軍のキャンプに設置しました。会場では、大量のごみが発生するためそのゴミを資源として有効活用する取り組みです。そのうち1キロの生ごみを原料とした場合、約1.6キロの肥料を生成できます。

【協働事業】
 エコ商品(ecoマークの付いているもの)を優先的に販売したり、リサイクル活動の一環として、循環型商品を積極的に売っていくことも間接的には、資源を大切にする環境共生社会をつくっていく啓発、PR活動につながっています。
 消防防災イベント(宮崎市 消防・防災フェスタin生目の杜)では、山栄凜襦璽廚粒萋絢命燭覆疋僖優訶玄┐掘∋匐,燭舛吠原颪鯆鷆,靴討い泙后新型インフルエンザ予防の広報活動においてはマスクなどの展示もしました。
 メーカーサイドでも持っているものがあるのですが、それらと合わせて、宮崎市内のインドネシア協会の方を通して、インドネシアの学校に、日本では不良品で販売できない学用文具を提供しています。
 また、「障害者団体」との協働についても進めており、メーカーと一緒に障害者の雇用の場を提供していきたいと思っています。
 「山崎」は地域ニーズに応じて対応、貢献する活動を続けていきます。 いろいろと協働できることがあると思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

【事業所概要】
 所在地 宮崎市橘通西5丁目6番57号
 代表者 代表取締役 山崎正彦
 
創 業 昭和28年9月23日
 事業内容  
  ◆紙製品・化成品・包装資材・包装機械の販売
  ◆日用品・雑貨・ギフト商品の販売
  ◆文具・事務用品・事務機器・オフィス家具の販売
 営業
所 福岡・大分・熊本・鹿児島 延岡・都城・日南・小林  
 お問い合せ先
  
◆宮崎県宮崎市高岡町花見2142番地10(花見工業団地)
   TEL.0985-82-5555 FAX.0985-82-0851

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