宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校ユネスコ部

達成感が最大の糧になる

宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校 ユネスコ部

ボランティアだけではない多彩な文化的活動

 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校は、創立113年を迎える伝統校で、進学校でありながら、ほとんどの生徒が部活動に参加する、文武両道を体現している高校です。
 同校のユネスコ部は、2004年、顧問である有里泰徳先生の赴任と同時に同好会として設立し、部として活動してからは4年目を迎える、同校としては、新しい部活動です。
 ユネスコ部では、エコキャップや書き損じハガキの回収等のボランティア活動を行うほか、作文やスピーチコンテスト等の文化的な活動にも参加し、多種多様な活動を行っています。

世界を知り視野を広げていきたい

  部長の布施さんが参加した、ユネスコ研修セミナー(発展途上国理解のための研修)のことについて話してくれました。
 「豊か・普通・貧しいの食事をあてる『格差ランチ』という体験で、3つのグループに別れ、食卓のある部屋に通されました。私の入った部屋にはかなり質素な料理が置いてあって、大変驚いたのですが、それは『普通』の部屋だったのです。」
 布施さんはこの経験をとおして、日本がどれほど食に恵まれているのか、そして、食べ物を粗末にしているのかを知ったそうです。「これまで知らなかった世界を知ることができた、貴重な経験です。」と語る彼女は、海外で医療ボランティアを行う従兄弟を目標に、勉学も励んでいます。
 ユネスコ部の生徒のほとんどが「国際交流で視野を広めたい」という目標を持っています。ボランティアでつながる地域の方々や世界の人々との交流をとおして、さらにグローバルな活動をしていこうと日々活動をしています。



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宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校 ユネスコ部

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