本庄高校ユネスコ部

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今回は、県立本庄高校の「ユネスコ部」を紹介!

インタビュー:本庄高校ユネスコ部の入田さん、山田さん

「本庄高校ユネスコ部」について

 私たちユネスコ部は、今年で12年目になり、部員も増え、同好会から今年、部に昇格しました。3年生5名、2年生6名、1年生10名の計21名で活動しています。
 昨年は、全国高校総合文化祭が宮崎県で開催されたのですが、国際・ボランティア部門の研究発表部門に、県代表として参加することができ、活動の励みとなっています。

今の活動内容について

 校内の活動として、私たちは毎年体育祭のはちまきを手作りしています。また、その売り上げでおにぎりを作って、部活動生に配る活動も行いました。みんなから、「ありがとう」と言われるので、とてもやりがいを感じています。
 また、文化祭では、「タイ希望の家」のグッズ販売や仲間の家のクッキー販売を行い、売上げを寄付したり、綿菓子やソフトクリームを販売した売り上げは歳末助け合い運動で国富町社会福祉協議会に募金したりしました。
 この他にも、日常的な活動として、古切手やペットボトルキャップ・プルタブの回収を行っています。集まったキャップは、高岡天ヶ城ライオンズクラブに寄贈して、ポリオワクチンを送る活動を支援しています。

地域で活動している内容について

 私たちは、校外ボランティアにも、たくさん参加しました。なかでも夏の国富町こども会キャンプは特に印象に残っています。最初はお互い緊張して上手く話せませんでしたが、キャンプファイアーの出し物を一緒に考えたり、カレーライスを作ったりする中で、冗談を言えるくらい仲良くなりました。
 この他にも、福祉施設の「エデンの園」の体育祭にも参加し、設営を手伝ったり、利用者の方々と一緒に競技に参加して、楽しく交流しました。私は去年・今年と2回参加したのですが、利用者の方が、私の名前と顔を覚えてくださっていて、とても嬉しく思ったのを覚えています。人と人とのつながりをこうした形で分かり、とても良い経験をしたなと思いました。

本庄高校の他のボランティア活動について

 本庄高校には、地元から数多くのボランティアの依頼があって、今年も延べ150名の生徒が参加しました。綾町の夏祭り神輿かつぎでは、野球部が毎年参加し、威勢のよいかけ声と共に、町をねり歩く様子は、町民の方々にも大変喜ばれています。
 また冬には、バレーボール部、ソフトテニス部、バトミントン部など数多くの生徒が国富町役場周辺のイルミネーションの飾りつけを手伝います。何万個という電球を設置するのは大変ですが、夜、点灯したときには、なんとも言えない感動があります。
 本庄高校には、全校生徒が楽しみながら、ボランティアに参加してもらうため、チョボラポイント制度というのがあります。それは、30分で1ポイント、30ポイントたまったら、全校生徒の前で表彰されるというものです。
 賞状をもらうことで、学校や地域に貢献できた証になり、自信や励みになっているようです。
で分かり、とても良い経験をしたなと思いました。

今後の活動について

 今まで取り組んできたことを継続して行いたいです。また、これからは、宮崎県や日本にも目を向けて、自分たちにできるボランティアを少しずつでも増やしていきたいです。

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本庄高校「ユネスコ部」

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